■あの台風21号から思いの他早く復活しつつある関西空港って凄いと思う件。
どもっ Ryuです。
台風21号(通称チェービー)が日本に上陸(9月4日)して2週間が経ちました。
私の地元の関西空港がとんでも無い事になって当初は陸路も断たれ
当分復旧は困難と言われいた中、無事だった第2ターミナルから順次
可動が開始され本日(9月18日)からは前倒しで鉄道が全面復旧と言う事で
本当にうれしい限りです。
では、少し台風21号の脅威を振り返ってみましょう!
8月28日台風発生時の勢力は915hPa、日本上陸時は950hPaとかなり大きな
台風でした。
JR西日本は2日の日に「4日は全面運休します」と宣言。
この早すぎる判断には、SNSでブーイングも多々ありましたが今回は正解。
夕方には何もなかったかの静けさでしたがその猛威の傷跡がホームや線路上に散乱
し放題でした。
また、関西空港での最大瞬間風速は58.1m/Sとあらゆる物を吹き飛ばす勢いで
風は吹き、その影響での高潮で関西空港A滑走路3.5kmの全域が一次最大50cmも冠水したと言う事です。
当時は地下の電気設備にも浸水し送電がストップ。
復旧も何ヵ月単位言う話でした。
さらに追い打ちをかけてえらいことをしてくれたのは日之出海運が所有し鶴見サンマリンが運航する
タンカーが強風に煽られて漂流し関西国際空港連絡橋に衝突、橋桁が大きくずれるなど損傷し、
その道路の中央を走る鉄道部分も大きく影響を受けました。
見るからに連絡橋は大きな損傷が見受けられ鉄道部分を巻き込んで破損と言う状況が
みられます。
実際衝突したタンカーも原型を留めない部分も多数ありタンカー側の言い分は
不慮の事故だそうです。
まあこれは揉めるでしょうね!
これにより連絡橋のJR関西空港線・南海空港線・関西空港自動車道が全て不通や通行止めとなり、
空港は全面閉鎖、孤立状態となりました。
そのため利用客3,000人と職員2,000人(当初見積もりであとから総勢8,000人程度))が
一時取り残され空港で一晩を明すと言う飛んでも無い事態になりました。
通常4Gエリアである関西空港ですが電波が圏外となったのは中継設備が破損や停電で停止した
事なのかもしれません。
翌5日早朝から、関西エアポートは神戸空港との間の定期航路旅客高速船ベイ・シャトルを
臨時運航させ、また合わせて連絡橋の一部が特定車両通行可となったためシャトルバスを
運行させ希望者は同日中に救出完了されたとの事でした。
100人程度しか乗れないのですごい回数往復移送した事は言うまでもありません。
当然この台風の猛威は、関西空港だけに留まらず関西地方全域に被害をもたらせました。
海岸近くの中古車のオークション会場の車は発火、炎上。
そこいら中の海岸付近の車は高潮と冠水で一瞬で廃車状態に・・・
実際大きな話は報道でも伝えられますが瓦が飛んで雨漏りをするような住宅は20,000戸以上
現在もブルーシートで覆われた住宅は多数存在します。
我が家でのダメージは微々たるものでしたが本当に怖い思いをしたと家の者は言っておりました。
(私は富山で単身赴任なので・・・)
あの台風が時速60kmだったのがもし20kmやそれ以下なら被害はもっと甚大だったと思います。
最後に被害を受けた皆さまにお見舞い申し上げます。
亡くなられた方々には、心よりお悔やみ申し上げます。
そして、被災された地域の方々に、1日も早い平穏が戻ることを願っております。
ではでは、・・・
RYUでした。
P.S.
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